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小青竜湯の危険な副作用とは?正しい漢方薬の選び方

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アレルギー性鼻炎や花粉症など、鼻づまり・鼻水などの症状が出る場合の対策としては色々な薬がありますよね。点鼻薬や服用するタイプの薬などもありますが、薬と名のつくものはほとんどが眠気や頭痛など体感できるほどの副作用があります。こういった理由から、薬ではなく漢方薬を飲んでいるという人も最近では増えてきていますね。

特に鼻炎対策の漢方薬として広まっているのが小青竜湯(ショウセイリュウトウ)。一般的な鼻炎薬に比べると副作用が少ないので使っている人も多いのですが、実際にはどの程度の副作用があるのでしょうか?

小青竜湯の副作用とは?

漢方薬というと、症状を抑えながら体質改善をしてくれるという、どちらかというと体に優しいイメージが広まっていますよね。中でも鼻炎対策に頻繁に使われる小青竜湯ですが、ツムラなど様々なメーカーから発売されていますね。

ただし、いくら漢方薬といえども副作用がないというわけではありません。例えば、小青竜湯に使われている成分に麻黄(マオウ)という成分があります。この成分は小青竜湯だけでなく、風邪の時などに飲まれることの多い葛根湯などにも使われている成分です。この麻黄はもともと中国に自制していた植物で、実は5000年も前から中国では使われてきました。その作用としては、中枢神経や交感神経に対して働きかけ、神経を興奮させる作用があります。

なぜ神経を興奮させるのか?というと、人間は神経が興奮すると血液が循環していきます。緊張すると、心臓がバクバクなるのと同じ現象ですね。こうして血液循環を良くすることによって、鼻粘膜に存在している毛細血管内の血流も促進させます。このおかげで、鼻づまりが改善するわけですね。さらに、炎症(腫れ)してしまった鼻粘膜の炎症を抑える作用があることから鼻炎対策に小青竜湯が使われます。

そして副作用についてですが、主に交感神経に作用させるのが麻黄の役割りだとお伝えしましたね。これによって副作用が出てきてしまいます。交感神経を興奮させることによって動悸が起きたり、この影響で不眠になってしまうという人もいます。

また、鼻炎はどうしても長期的な症状となってしまいますので、小青竜湯を長期的に飲む場合には注意が必要です。短期的に飲むだけであれば動悸や不眠などで済みますが、長期的に服用していると胃腸障害が副作用で出やすくなってしまうので注意が必要です。もし、すでに小青竜湯を飲んでいて胃や腸に痛み・膨張感や不快感を感じたり、食欲低下や便秘・下痢になったという場合には使用を中止しましょう。

小青竜湯は比較的強めの薬になっています。もし胃腸があまり強くないという場合には、苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)という漢方薬を使うようにしてみてくださいね。

妊娠中は小青竜湯を使わないこと

特に注意すべきは、妊娠中の方です。妊婦さんは赤ちゃんへに障害が出てしまう危険性があるとして、ほとんどの鼻炎薬は使うことが禁止されていますね。それで「薬でダメなら漢方はどうだろう・・・?」と思って小青竜湯を飲む妊婦さんもいますが、止めておきましょう。

小青竜湯に含まれている麻黄には発汗作用がありますが、妊婦さんに発汗を促すのは体調を崩す原因にもなってしまいます。また、麻黄に含まれているエフェドリンという成分が問題なんです。このエフェドリンという成分は赤ちゃんの血行障害の原因にもなってしまうと言われていますので、赤ちゃんが奇形になってしまうという危険性も指摘されているので注意が必要です。

注意!小青竜湯が効かない理由とは

初めて小青竜湯を飲む場合にぜひ意識しておいて頂きたいのが、小青竜湯は飲んですぐに効果が出るわけではないということです。小青竜湯が鼻炎に効果がある仕組みは交感神経を刺激して血流を促進させることがメインとなっています。

この血流を促進させることによって鼻炎症状を抑えるという方法ですが、一般的な薬と比べて効果が出てくるのが遅いんですね。人によりますが、飲みだして2~3時間ほどたってから効果が出てくるという人もいます。実際に飲んでみて、すぐに効果が出ないからといって多めに飲むということはしないように注意しましょう。

漢方薬は症状によって使い分ける

鼻炎や花粉症など、鼻に症状が出てくる場合すべてに小青竜湯が効果があるというわけではないということはご存じでしょうか?同じアレルギー性鼻炎だとしても、人それぞれの症状によって使い分ける必要があるんですね。これは、ドラッグストアで働いている薬剤師さんでもあまり知らないことなので、ぜひ覚えておいてくださいね。

漢方薬を選ぶ時の基準ですが、「鼻水が出るのか?」「鼻がつまるのか?」この2パターンに大きく分けられます。例えば、鼻水が出てとまらないという場合には小青竜湯が効果的です。逆に鼻水よりも鼻づまりの方が目立つ、という場合には葛根湯(かっこんとう)を飲むようにしましょう。鼻づまり体質で、体があまり強くないという場合には葛根湯ではなく麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)という漢方薬を使ってみてくださいね。このように、漢方薬を飲む場合には副作用だけでなく、それぞれの症状に合わせてしっかりと選ぶ必要がありますので、注意しましょう。

小青竜湯と同程度で副作用ない甜茶とは

いくら漢方薬と言えども、副作用がまったくないというわけではないんですね。もちろん病院などで処方される鼻炎薬に比べると副作用の危険性は少ないですが、特に長期的に飲み続けてしまうとやはり副作用の心配が出てきてしまいます。

とは言っても小青竜湯は鼻炎に対する効果はピカイチなわけですが、実は小青竜湯と同程度、もしくはそれ以上に鼻炎に効果があると言われているのが甜茶(てんちゃ)です。もし副作用が不安だという場合には、こういったお茶を鼻炎対策に使ってみるというのも良いかもしれないですね。

甜茶(てんちゃ)はもともと中国伝来のお茶なのですが、鼻炎に対する高い効果が臨床試験でも確認されているほど、その効果は折り紙つき。そもそも鼻炎症状が出てしまうのはアレルゲン(花粉やハウスダストなどアレルギーの原因となる物質)が鼻粘膜に触れることによって、粘膜が炎症を起こしてしまうため。この時に体内ではヒスタミンという物質が過剰に分泌されてしまします。ヒスタミンは外部からの侵入物を攻撃するのが仕事なわけですが、あまり過剰に分泌されてしまうと粘膜まで攻撃してしまうので鼻づまりや鼻水などの症状として出てきてしまうんですね。

甜茶にはこのヒスタミンの分泌をブロックするという、抗ヒスタミン作用があります。このおかげで、鼻づまりや鼻水など鼻炎症状を抑えることが可能なんですね。さらに甜茶には小青竜湯と同じく抗炎症作用(粘膜の炎症を抑える)がありますので、鼻づまり症状を軽減する効果も確認されています。

副作用の影響が出やすい、妊婦さんや授乳中のママさんには特に評判が良いのが甜茶なんですよ。このように副作用がなく、しっかりと鼻炎症状を抑えてくれるものも実は存在しているんです。

まとめ

・動悸や不眠になる副作用がある
・胃腸が弱い場合には注意が必要
・妊娠中には赤ちゃんに影響がある危険性が高いので使わない
・小青竜湯は効果が出るまでに時間がかかる場合がある
・「鼻水タイプ」か「鼻づまりタイプ」で漢方薬を使い分ける
・副作用がなく小青竜湯と同じ効果の甜茶などもうまく活用できる

もし小青竜湯を初めて飲むという場合には、まず1週間を目安に使ってみましょう。これは、薬と同じで全ての人に同じく効果がでるわけではないため。1週間使ってみて効果がでないということであれば、その漢方薬はあなたに合っていませんので、継続して使っても効果が出てくる可能性は低いので注意が必要です。




>>(注目記事)アレルギー薬の副作用が辛いので、評判のサプリ試してみた

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