ナステント効果なしの原因は?こんな場合は要注意

2016年12月19日

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ナステントはいびき防止グッズとしてテレビCMやネット広告でもかなり露出が増えてきていますね。いびきの原因を解消するために医療用の鼻チューブとして販売されているナステントですが、人によっては効果なしというケースもあります。では、どういった場合にナステントを使っても効果がないのか?「ナステントを使ってみたけど効果がなかった場合」「これから使おうと思うけど効果があるか不安…」という人もいるかと思いますので、ここではそれぞれ詳しくまとめていきますね。

なぜ、ナステントを使ってもイビキに効果なしなのか?

いびきの原因は人それぞれですが、ナステントを使っても効果がないという場合に考えられる原因は大きく分けて2つです。まず1つ目の原因ですが、ナステントの長さが自分の体に合っていないということ。この鼻チューブは自分の鼻の穴から気管にかけて通るわけですが、この部分の長さは人によって違います。そのためにナステントはサイズが複数用意されているわけですが、この長さが足りていない可能性がまず1つ考えられます。

2つ目の原因ですが、ナステントを使っても効果なしという場合には硬さがご自身に合っていないというケース。いびきの原因の1つに気道が圧迫されることが挙げられます。これは気管まわりに脂肪がついてしまっていたり、アルコールによって舌が落ち込んでしまったり。そういった場合にイビキをかいてしまうのですが、イビキが重症化している場合にはこの気管の締め付けが強いことがらいます。そんな場合にはソフトタイプのナステントだと効果を発揮することができません。使ってみて効果がないと感じた場合には、ハードタイプに変更してみると効果を体感できるかもしれないですよ。

なぜ、いびきをかいてしまうのか?原因追究が先決

ナステントは医療用のいびき対策グッズということで口コミでも話題になっていますが、実際に使ってみて効果がないという人も一定数存在します。そんな場合にはまずナステントの使い方を見直す必要がありますが、それと同時にイビキの原因をしっかりと追及することを考えてみてくださいね。というのも、ナステントがイビキ軽減に効果があったとしても、一生死ぬまで使うというのは現実的ではないですよね。費用面で考えても、普通に使うと月に2万円前後かかってしまうので、10年つかうとしても200万円。30年使うとすると、600万円…かなり高額ですよね。

もちろんイビキがあまりにもヒドくて命に関わるというような緊急時には強制的に空気の通り道を作るというナステントは効果的ですが、根本から原因を解決するためにはまず原因をしっかりと追及することが先決です。

イビキを軽減するために知っておくべきこと

イビキをかいてしまう原因は人それぞれですが、主な原因としてはアルコール・喫煙・肥満・鼻アレルギーの4つと言われています。ただ、どれか1つだけが原因でイビキが悪化しているというケースよりは、複数の原因が組み合わさってイビキが悪化しているというケースが非常に多いんですね。そのため、まずは自分自身、何が原因になっているのか心当たりを探ってみることが重要です。

アルコールに関しては、その成分が脳の呼吸中枢を抑制します。また、アルコールは血管が拡張することで循環器系に変化が起きるといわれていますが、加えて上気道まわりの筋肉が弛緩(しかん)するので気道が狭まることが大きな原因と言われています。もしアルコールを日常的に摂取する習慣があるのであれば、まず1日でも止めてみること。これで少しでもイビキが軽減されるのであれば、原因の1つがアルコールにある可能性が考えられます。

さらに喫煙によって空気の通り道になっている喉や気道まわりが炎症を起こしてしまいます。そのせいで上気道を閉塞(へいそく)させてしまうケースは非常に多いんですね。実際、タバコを吸う人は非喫煙者に比べるとイビキを書く割合が2倍以上になるという統計まで出ているほど。

また、一見肥満体質に見えなくとも年齢を重ねることによって首まわり・喉まわりに脂肪がつきやすくなってきます。このせいで上気道を圧迫するのでイビキをかきやすくなってしまうんですね。特に寝ている間には喉のまわりの筋肉がゆるんで喉の奥が沈みやすくなりますので、自然といびきをかきやすくなってしまいます。

そして特に注意すべきが鼻アレルギーです。鼻炎体質や花粉症体質など、鼻アレルギーを持っている場合にはまずアレルギー対策をすることが最優先で重要になります。実際、鼻アレルギーがある人のほとんどはイビキをかきやすいと言われていますが、実はこれは原因がハッキリとわかっているので対処法もそれほど難しいものではありません。アレルギー症状が悪化しないよう対策をすれば良いだけなので、イビキを軽減することはそれほど難しくないんですね。

鼻アレルギーがある場合には注意しましょう

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ナステントの公式サイトでも警告されていることではありますが、見落としがちな人がとても多いので念のためにお伝えしておきますね。ナステントを使う場合の注意点ですが、【鼻に疾患がある場合には医者に相談する】ということです。例えば鼻の疾患というと鼻炎や花粉症が特に多いですが、そういった場合には自己判断でナステントを使ってはいけないということなんですね。ナステントはネットで手軽に注文できますが、ここは注意しましょう。

特にイビキがヒドいという場合の原因の1つに鼻アレルギーを患っているケースというのは少なくありません。鼻炎や花粉症など鼻アレルギーを持っていると鼻づまりを引き起こしてしまうので、どうしてもイビキをかきがちなんですね。そんな場合に医者に相談せずにナステントを使うことによって、かえって症状が悪化する危険性があります。

というのも、ナステントは鼻からチューブを通すことによって空気をそのまま体内に入れるというもの。ただ、その時に花粉やホコリ・ハウスダストなどもそのまま入ってきてしまう危険性があるんですね。通常、鼻には無数の細かい繊毛や鼻毛があります。こういったセキュリティがしっかりとしているので花粉やハウスダストが体内に侵入するのを極力防ぐことができますが、ナステントのナステント場合にはそういうわけにはいきません。

例えばハウスダストにアレルギーがある場合にハウスダストがそのままダイレクトに体内に入ってくることによって、かえって鼻づまりが悪化するきっかけになってしまう危険性があるんですね。そうなると、いびきを改善するどころか、鼻づまりが悪化する原因にもなってしまいますので注意しましょう。

鼻アレルギーのイビキ対策に使える甜茶とは?

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ナステントを使う場合には鼻炎や花粉症など、鼻アレルギーを持っている場合には逆効果になってしまう危険性があることをお伝えしましたね。それは鼻チューブからそのままダイレクトにアレルゲン(鼻アレルギーの原因となるハウスダストや花粉など)が入ってきてしまう危険性があるため。

もしあなたが鼻アレルギーが原因でイビキをかいているというのであれば、甜茶でイビキ対策をするという方法もあります。甜茶は高い抗ヒスタミン作用があるんですね。この抗ヒスタミン作用ですが、アレルギー症状の原因となるヒスタミンという体内物質の分泌を抑えるという働きがあるもの。実は、甜茶による抗ヒスタミン作用で花粉症など鼻アレルギーの症状が緩和したということは、すでに大学などの研究機関でも実証されていることなんです。

実際に甜茶を飲みだしてから鼻の調子が良くなってイビキも軽減したという人はかなり多くいるんですよ。しかも、甜茶にはそれ以外にも2つの大きなメリットがあるんです。

どんなメリットか?というと、まず1つ目は、甜茶は高い抗ヒスタミン作用がありながら、副作用がないというのが大きなメリットです。花粉症や鼻炎対策としては薬を使うのが主流ですが、やっぱり副作用が辛いですよね。その点、甜茶は副作用がないので妊婦さんや小さい子供さんでも安心して飲めるというメリットがあります。

そしてもう1つ、これはかなり大きなメリットですが、費用面です。ナステントと比べた場合、比較にならないほど安く使えるんですね。ナステントは1カ月使うとそれだけで2万円くらいになりますが、これは長期的に使うことを考えるとかなり厳しいですよね。その点、甜茶はかなり安く使えるので長い目で見ても損はないんですね。

実際、私も甜茶を飲んでから鼻の調子がすごく良いので、今も続けて飲んでいます。私の感想については別の記事でまとめてますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

>>私が甜茶を飲んでみた体験談についてはこちら

まとめ

・効果なしの原因はサイズが合っていない可能性
・硬さが自分に合っていない可能性
・鼻アレルギーの場合は症状が悪化する危険性がある
・イビキは複数の原因が混ざっていることが多い

ナステントを使っても効果がない理由から、根本的なイビキ対策についてまとめてきました。ナステントは自分の体に合えば、イビキを軽減してくれる画期的なグッズではあります。ただし、万能ではないんですね。

根本から原因を解決しなければ、ずっと使い続けなければいけなくなってしまいます。まず重要なことは、しっかりと自分のイビキの原因を把握すること。そして、時間がかかってでも、その原因1つ1つにしっかり対策を行っていくことです。