アレグラって、授乳中でも飲んで大丈夫?
花粉症やアレルギー性鼻炎など、その症状があまりにも辛いと
授乳中でもアレグラなど薬に頼りたくなってしまいますよね。
ただし、授乳中は基本的にアレグラを飲んではいけないと
されていますので、自己判断で飲むことはしないように注意してくださいね。
これは、アレグラの薬の成分が母乳に移行してしまうことが
ラットの実験によってすでに確認されているため。
この薬の移行によって赤ちゃんに与える影響は
極めて少ないとされていますが、
それでも危険性を考えるとやはりデメリットが大きすぎるので
授乳中には基本的にアレグラを飲んではいけないとされているんですね。
ただ、1つ例外があります。
それは、アレグラを飲むメリットがデメリットを
上回ったと判断された場合です。
わかりやすく言うと、
アレグラを飲まないでアレルギー症状が悪化するよりも、
飲んで症状が治まった方がメリットが大きいと判断された場合です。
しかしこれはもちろん、自己判断で行えるものではありません。
病院でお医者さんによって判断されるものなので、
もしあまりにも症状が辛い場合には
まず病院にかかるようにしてみてくださいね。
そのうえで、
・母乳を続けながらアレグラを飲む
・母乳を中断してアレグラを飲む
など、いくつかの選択肢を選ぶ形になります。
それぞれメリットやデメリットもありますが、
医者と相談したうえでの決定になりますので
どちらにしても自己判断はしないようにしてくださいね。
ちなみに、もし間違って自己判断でアレグラを
授乳中に飲んでしまったという場合。
薬の成分が母乳に移行して、完全にその成分がなくなるのは
40時間ほどとされています。
もしアレグラを授乳中に飲んでしまった場合には、
2日間は赤ちゃんにおっぱいをあげないように注意してくださいね。
関連記事
-
-
アレジオンを子供に飲ませると危険な理由 薬なしで鼻炎を抑えるには
アレジオンは花粉症やアレルギー性鼻炎に使われる市販薬として、効果を体感しやすいこともあり
-
-
意外と知らない?アズレン喉スプレーは鼻にも使える?
薬屋で売っている喉スプレーは、のどあれ、痛み、口内炎用のスプレーに効果があります。 こちらは、ウ
-
-
ナゾネックスの副作用とは?使いすぎないための鼻づまり対策
ナゾネックスは花粉症などアレルギー性鼻炎の点鼻薬(噴射タイプ)として特に広く使われている薬になってい
-
-
グンと楽になる【鼻炎に効く漢方薬】の選び方とは?
通年性のアレルギー性鼻炎や花粉症など、鼻炎への対処法といえば内服薬や点鼻薬が主流になっていますよね。
-
-
妊娠中に点鼻薬を選ぶ3つの基準とは?危険な副作用に注意
アレルギー性鼻炎の症状はただでさえ辛いのに、妊娠中となると更に身体的・精神的な負担は大きくな
-
-
アレグラとザイザルの違いとは?
花粉症やアレルギー症状の緩和のために 薬で対処するという方法がありますが、 特に代表的な薬と
-
-
小青竜湯は長期服用NG!その理由とは?
鼻づまり・鼻水対策としては薬よりも 副作用の少ないとされている漢方薬。 特に代表的な鼻水
-
-
アレグラは妊娠中に大丈夫?我慢できないときの対処法まとめ
アレグラはアレルギー症状の原因となるヒスタミンという体内分泌物質を抑える働きを持っている
-
-
アレグラって、処方されるのと市販のでは成分違うの?
花粉症やアレルギー薬として飲んでいる人も多いアレグラですが、 常用している人もとても多いですね
-
-
トラマゾリン点鼻液の副作用は?症状が悪化する危険性も…
アレルギー性鼻炎持ちだと病院で点鼻薬など薬を処方されますが、中でも処方されることが多い薬がトラマゾリ
- PREV
- アレグラ常用してるけど副作用が不安…やっぱり危険?
- NEXT
- アレグラで眠くなる…対処法は?