小青竜湯は長期服用NG!その理由とは?

2017年2月2日

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鼻づまり・鼻水対策としては薬よりも
副作用の少ないとされている漢方薬。

特に代表的な鼻水・鼻づまり対策の漢方薬として小青竜湯がありますが、
飲む場合には注意が必要です。

それは、長期服用してはいけないということ。

小青竜湯を飲みだしてから鼻の調子が良くなってくると、

「自分の体質に合っているのかも?」

と思って常用される人が中にはいますが、
これはNGなので要注意です。

というのも、そもそも花粉症やアレルギー性鼻炎などは
東洋医学でいうところの、体に余分な水分が溜まっている状態「水毒」と
されています。

この症状を緩和するために小青竜湯は効果的ではあるのですが、
あまりにも効果が強すぎるので体への負担も大きいんですね。

もし小青竜湯を飲みだして花粉症の症状が治まっているのにも関わらず
長期的に服用してしまうと、咳が出やすくなってしまいます。

これが悪循環となり、肺に熱を持たせることにつながり、
逆効果となってしまうことがあるんですね。

もし長期服用するのであれば、小青竜湯よりも安全性の高い
藿香正気散(カッコウショウキサン)がおすすめです。

いくら薬よりも副作用の少ない漢方薬だからと言っても
長期的に服用することによって体に副作用が出てくることは充分にありえますので
注意してくださいね。