副鼻腔炎を退治する 失敗しない、なた豆茶の選び方とは?

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副鼻腔炎はなかなか完治することは難しく、実際に耳鼻科に長い間通い続けていても症状が改善しないという人は非常に多いですね。また、一度は治ったかのように見えても、またすぐに症状が再発してしまうという人は非常に多いです。そうなると、「薬を飲み続けていても意味がないのでは…?」と思ってしまいますよね。もちろん薬で完治する人がいないわけではないですし、薬自体が確実に悪いというわけではありません。

ただ、もし長期的に副鼻腔炎の薬を服用し続けても症状が改善する気配すら見えないのであれば、別の対処法を実践するという方法も1つあります。そんな中で今注目されているのが、なた豆茶です。なた豆茶は副鼻腔炎の症状改善に効果があるとして、実際に飲んでいる人は非常に多いんですね。

ただ、なた豆茶をいざ飲もうとしても、本当に数多くのメーカーから発売されています。値段もそれぞれなので、「選び方がわからない…」という方も多いので、ここでは副鼻腔炎の症状を改善するためにはどれを選べば良いのか?その選び方について、注目すべきポイントをまとめます。せっかく買って飲んでみても、結局は効果を体感できなくてすぐに止めてしまう…となってしまっては時間もお金も損をしてしまいますので、注意しましょう。

どの産地のなた豆茶を選べば良いのか?

最近では薬に対する信用がなくなっていることもあり、なた豆茶だけでなく色々な健康茶がブームになっていますよね。これは、なた豆茶も同じこと。売れるとわかったとたん、色々なメーカーが参入してきますが、まず第一に産地に注目しましょう。どの産地のなた豆茶が良いのか?というと、国産であればほとんど問題はありません。

というのも、健康茶は実際、中国で安価につくられていることが多いのですが、そういったお茶のほとんどは品質が低かったり、育て方に問題があることも多いんですね。しっかりと【国産】と明記されていなかったり、外国産のものは論外ですので覚えておきましょう。中国産のお茶が全て悪いというわけではありませんが、特に最近の中国の環境に目を向けてみると、やはり深刻な大気汚染が気になります。PM2.5を始めとした有害物質は、もちろん土壌にまで浸透してしまうんですね。

環境汚染の影響を受けた土壌で育ったお茶はもちろん、その有害物質を含みます。そうした有害物質は、副鼻腔炎の症状を悪化させる危険性も高まってしまうんですね。せっかく症状を軽減させるためにお茶を飲んでいても、逆に症状が悪化する危険性まで持っているので注意しましょう。

農薬を使っていないかどうか

ネット通販であれば販売ページに、ドラッグストアで購入するのであればパッケージをしっかり確認するようにしましょう。なた豆は元々、割と強い植物なので基本的に国産のものであれば農薬を使っていないものが多いです。ただ、しっかりと無農薬と明記されていない場合には、農薬を使って安価につくられている可能性が考えられます。

農薬を大量に使ったお茶を日常的に飲むと、これはアレルギー症状を悪化させたり自律神経・免疫バランスを崩すことにもつながってしまいます。土壌汚染の話と同じく、なた豆茶を飲み続けることによって逆に症状が悪化する危険性がありますので、農薬を使っているものは選ばないようにしましょう。また、もし商品パッケージに農薬の使用・不使用について記載されていない場合には、直接メーカーに電話で問い合わせてみるのも良いですよ。

どの程度の値段のものを選べば良いのか?

ネット通販・ドラッグストアのどちらも、基本的には1カ月で飲みきるくらいの量で販売されていることが多いです。値段もそれぞれで、安いものだと500円~高いものであれば4000円ほどする効果な商品もあります。

特に値段の選び方の目安というのはありませんが、やはり安すぎるものは避けるようにしましょう。日本国内でお茶を栽培する場合、いくら原価を安くしようとしても限界があります。それが、1月ぶんで500円や800円など、安すぎるものはそれなりの理由があります。農薬を使って栽培しているかもしれないですし、もしくは安価な別のお茶を混ぜているという可能性も考えられます。わざわざ高価なものを選ぶ必要はありませんが、1か月分で1500円以下というものは避けるようにした方が良いかもしれないですね。

なた豆以外の成分に注目する

実際、無農薬で育てたとしても、なた豆茶の原価自体はそれほど変わるものではありません。では、どこで値段の差が出てくるのか?というと、それ以外の成分です。なた豆茶として販売されている商品でも、他に色々な成分が含まれているものが多いですよね。

例えば、玄米や黒豆、桑の葉などが成分に加えられているものが多いです。これは、効果を高めるために混ぜられています。なた豆茶が副鼻腔炎に効果があると言われているのは、その成分に抗炎症作用・排膿作用があるためです。これだけでも充分に症状を軽減させる効果が期待できることは確かですが、慢性的な副鼻腔炎を改善していくためには、さらに免疫バランスを整えてあげる必要があります。

免疫バランスが崩れてしまうと、細菌が鼻腔内で繁殖しやすく、結果的に症状が重症化しやすいです。風邪をひいたときなど、免疫力が落ちているタイミングになると再発しやすい人が多いのも、こういった仕組みがあるからなんです。この免疫バランスを整えるためには、やはりミネラルやビタミンなどをしっかりと補給しておく必要があるんですね。もちろん、あれもこれも…と色々な成分が入っていれば良いというものではありますが、少なくともビタミン・ミネラル・食物繊維などが成分に含まれている原料を加えているものを選ぶと良いですよ。

味を重視する必要性

なた豆茶を1回飲んだからといって、すぐに副鼻腔炎が治るというわけではありません。そもそも副鼻腔炎は、体から完全に細菌を除去し、さらに症状を再発させないために体の免疫力を保っておく必要があります。なので、基本的には長期的に飲むことによって症状が緩和したり、または完治するという効果が期待できるもの。

長期的に飲むお茶となるので、味はやっぱり重要になってくるんですね。いくら効果があるお茶でも、「マズくて毎日飲むのはちょっと…」というものであれば、やはり現実的ではありません。特に、小さい子供さんなんかに飲ませてあげる場合には余計、味は重視すべきです。

とは言っても、なた豆茶自体はそれほど渋味や苦みが気になるお茶ではありません。マメが原料になっているので、一般的なお茶と比べると少し香ばしいという特徴はありますが、お茶としては飲みやすい部類に入ります。最終的な味の決め手となるのは、なた豆以外に配合されている植物などによります。黒豆・クマザサや桑の葉などメーカーによってそれぞれ配合成分は異なりますので、これによって味は左右されます。

効果の出方については個人差があるので口コミだけで全てを判断することはできないですが、その商品の味については口コミが参考になるので試す前に確認しておくと良いですよ。

なた豆茶の選び方まとめ

・外国産は論外、国産のものを選ぶ
・農薬を使っているものは症状を悪化させる危険性アリ
・あまりにも安すぎる値段のものは避ける
・メインのなた豆以外に配合されている成分にも注目する
・購入者の口コミなどを参考に、自分が飲み続けられる味かどうか

失敗しない、なた豆茶の選び方についてご紹介させて頂きました。ただ、1つ覚えておいて頂きたいのが全ての人に必ず効果が出るわけではないということ。人それぞれ副鼻腔炎の進行度合いも違いますし、体質も人によって違います。薬も同じですが、全ての人に同じ効果が出るということはあり得ないんですね。このことをしっかりと意識した上で、「そもそも、なた豆茶は自分に合っているのか?」という部分を早い段階で把握することも重要です。

もちろん、体に害はなく、味も美味しいお茶ではありますが、効果のないものを飲み続けているよりは、別の対処法を見つけた方が良いですからね。