アレルギー鼻炎薬「アレグラ」と「アレジオン」の違いを詳しく解説

ドラッグストアやスーパーの薬売り場で見かけるアレルギー鼻炎薬と言えば、「アレグラ」と「アレジオン」ではないでしょうか。

どちらも、花粉症をはじめとしたアレルギー鼻炎の治療薬として、市販されています。

アレグラとアレジオンは、花粉症対策の薬としてお店で並んで売られていることが多く、どちらを購入しようか迷う人も多いのではないでしょうか。

アレジオンとアレグラを比較してみます。

抗ヒスタミン剤の一種

アレジオンもアレグラも、アレルギー性疾患の症状を誘導するヒスタミンの働きを阻害する薬です。

アレグラは、抗ヒスタミン剤ですが、よけいな中枢神経抑制作用や抗コリン作用が弱いため、他の抗アレルギー薬と比較しても、眠気や口の渇き等の副作用が少なく、比較的即効性があります。

副作用

ただ、いずれも、効果はありますが、薬のため副作用があります。

副作用として、眠気、倦怠感、頭痛、口渇、胃部不快感、吐き気、腹痛、浮腫(顔や手足のむくみ)、発疹、蕁麻疹、かゆみ、紅斑、頻尿などが報告されています。

アレグラやアレジオンを飲むと眠気を催すことがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作には十分注意が必要です。

 

価格比較

アレグラは、1日2回服用、28錠入っていて2,037円です。

一方、アレジオンは、1日1回服用、12錠で2,138円です。

アレグラは、1日当たり、144円、アレジオンは、1日当たり、178円です。

アレグラのほうがコストは安いですが、服用回数が少ないほうがよいという方には、アレジオンをおすすめします。

まとめ

アレグラもアレジオンも、比較的よく似たアレルギー治療薬です。

眠くなるという副作用があるので、車の運転をする際は注意しましょう。

抗ヒスタミン薬のアレルギー薬は、比較的高いです。

薬代を気にする方は、クリニックに行って処方箋をもらったほうがよいでしょう。

ご自分にあったアレルギー性鼻炎薬を選択して、辛い花粉症の季節を乗り越えましょう。