【ダニアレルギー軽減】掃除機の選び方 3つのポイント

2016年9月19日

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ダニアレルギーの症状を少しでも軽減させるためには、やはり環境対策が重要になってきます。「いかに室内からダニを除去できるか?」という部分が重要になってくるわけですが、この記事ではダニアレルギー対策のための掃除機選びの3つのポイントをご紹介させて頂きますね。

掃除機を紹介しているサイトなどを見ていると、「あれもこれも…」と紹介していて、結局はどれが良いのかわかりにくくなってしまうこともあるかと思います。そんな場合でも、「これだけ知っておけば間違いない」という3つのポイントに分けてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

(1)アタッチメントに工夫がある掃除機

ダニアレルギー対策のための掃除機の選び方として、特に注目したいのおがアタッチメントの工夫です。ダニを吸い取りやすいように工夫されたアタッチメントが数種類セットになっている掃除機を選ぶのが吉。

というのも、床だけでなく布団やカーテン、カーペットなど布繊維の場所にこそダニは多く潜んでいます。それぞれの生地・材質にしっかりとマッチしたアタッチメントが装備されているかを最低基準として見定めましょう。

(2)吸引力が強力な掃除機

ダニアレルギー対策のために掃除機を選ぶのであれば、やはり重視したいのがこの吸引力です。吸引力が高い掃除機であればダニを残さず吸引できるというメリットもありますが、それだけではないんですね。

吸引力が高いことのもう1つのメリット。それは、吸い込んだ時のショックでダニが死んでしまうくらい吸い込む力が強いということ。吸引力が強い掃除機だとダニを吸い込むだけでなく、殺すことができるのでダニアレルギーには効果的です。

ただし、ここで注意したいのがコストパフォーマンスの点。吸引力が強い掃除機はどうしても消費電力が高いものが多いんですね。もともと掃除機はそれほど安い買い物ではありませんので、吸引力と消費電力の兼ね合いを比較して見定めてみてくださいね。

(3)排気微粒子に考慮した掃除機

しっかりと吸引力が強力な掃除機であるということが重要だというお話はしてきましたが、ただ吸引力が強くてダニを殺すことができても、それだけでは意味がありません。というのも、これはほとんどの掃除機に言えることですが、一般的な掃除機は吸い取ったホコリを完全に掃除機の内側に閉じ込めておくことができないんですね。

ホコリは微粒子くらい細かいので、せっかく吸い込んだダニも一緒にまた排気口から室内にまき散らすことになってしまっては意味がありません。掃除をした後、表面上はキレイに見えますが空気は汚れてしまいダニアレルギー症状が悪化する原因にもなってしまいます。

吸引したホコリを室内にまき散らさないように処理する掃除機がありますので、なるべくそういった効率の良い掃除機を探してみると良いでしょう。また、もし難しい場合には窓をしっかりと開けて掃除をするなど工夫をしてみてくださいね。

どの掃除機を使う場合にも注意すべきこと

ダニアレルギー対策で高性能の掃除機を選ぼうとすると、どの掃除機にもメリット・デメリットはつきものです。ただし、どの掃除機を選ぶ場合にも忘れてはいけないのが【掃除機の手入れ】です。

実際、掃除機の性能ばかりに目がいってしまって、日常のアフターケアを怠ってしまうことによってせっかくの性能を最大限に発揮させることができないというケースも非常に多いです。

とは言っても、掃除機を使う場合、特にダニやホコリなどアレルギー対策という部分で考えてみると注意すべきはたった1つ。それは、【ゴミは小まめに捨てる】ということです。パック式、パックがないタイプのどちらにも言えることですが、ゴミがいっぱいになる前にしっかりとキレイにしておくことが重要です。

このケアを日ごろからしっかりと行っていないと、せっかく吸い取ったダニなどのハウスダストが掃除機から溢れてきてしまうので逆効果に…。また、ゴミを処理した後にも掃除機の内側にホコリなどが残っていることが多いので、細かい部分もしっかりとキレイに手入れしておくことでダニアレルギー対策にもなるんですね。

ダニが繁殖しない環境づくりも重要

アレルギー症状を軽減させるためには、高性能な掃除機選びも重要ではあります。ただ、それ以前に「ダニが繁殖しやすい環境になってしまっていないか?」ということをぜひ今一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。どんなに高性能な掃除機を使ったとしても、自宅でダニが繁殖しやすい環境になってしまっていては、ダニアレルギーの症状を抑えることはできないからです。

まず第一に知っておいて頂きたいのが、ダニがどんな環境を好むのか?ということです。実はあまり知られていませんが、ダニは人が居心地よく感じる温度を好むんですね。例えば、夏でも涼しい室内や、冬でも暖かい室内など。人が快適だという気温はダニにとっても快適なので、適度に暑かったり寒かったりするよう温度調節をしておくのも1つの方法です。また、湿度が高いという場合にはしっかりと換気をするようにしてみてくださいね。

その上で、「ダニの住処になりやすい場所はないか?」ということを意識して室内を見渡してみてくださいね。例えば、ダニの住処になりやすい場所というのは布張りのソファ、ぬいぐるみ、カーテンなど。こういった素材のものはなるべく使わないようにしたり、もしどうしても使ってしまっている場合には、そういった素材のものは念入りに洗濯や掃除でケアするようにしましょう。

また、ホットカーペットやコタツといった家電にはダニ退治機能が備わっていますが、あまり過信すべきではありません。というのも、確かにそういったダニ退治機能でダニを殺すことは可能ですが、ダニアレルギーの症状は死がい・ダニのフンなどもアレルギーの原因になってしまいます。新たな繁殖をくいとめる、という点では有効ではありますが、あまり過信しすぎないようにしましょう。

【まとめ】

・数種類のアタッチメントが付属されていること
・吸引力が重要ではあるが、消費電力にも注意する
・吸引したホコリを撒き散らさない掃除機を選ぶ
・どの掃除機を使う場合にも手入れは小まめに
・ダニの住処になりにくい環境づくりを意識する
・ダニ退治機能は過信しすぎない

この記事では、ダニアレルギーの症状を悪化させないための掃除機の選び方をご紹介させて頂きました。とは言っても、今はどのメーカーから発売されている掃除機も性能はかなり高いので、最終的にはどの部分を重視するか?といった人それぞれの好みによって変わってくるかと思います。

また、記事の中でご紹介した、ダニが繁殖しにくい環境づくりを意識するということもぜひ覚えておいてくださいね。アレルギーの症状を悪化させないために重要なのは、まず環境的な対策。そのためには、まず今できることから取り組むのが吉です。その上で、高性能な掃除機を選んだり、また自律神経を整える工夫をしたり。しっかりと1つずつ対策をしていくことでアレルギー症状は確実に軽減させることは可能なんですね。

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